みなさん、こんにちは。
Kaiです。
本日は電脳せどりの1つのノウハウであるAmazon刈り取りについて解説をしていきたいと思います。
電脳せどりの全体概要はこちらの記事で網羅的に解説を行っておりますので、
もしよろしければ見てみてください!
Amazon刈り取りとは電脳せどりの中の1つのノウハウで、
Amazonから仕入れを行って、Amazon上で販売することを指します。



いろんな疑問や質問が頭に浮かぶと思いますが、
本記事でAmazon刈り取りで稼ぐ為に詳しいやり方などを解説していきますので、
順に見ていきましょう!
Contents
Amazon刈り取りとはどんなノウハウ?
まずはAmazon刈り取りとは一体なんぞや?
というところから解説をしていきます。
一言で説明すると上記の通りで、
『Amazon上で商品を仕入れしてAmazonで販売すること』です。
そんなんじゃ利益出るわけないじゃん!
と思う方も大勢いらっしゃるかと思います。
Amazon刈り取りの基本概念としては、
相場よりも安く出品されている商品を買い取って、
適正価格に戻して販売を行います。
例えば以下のようなケースではAmazon刈り取りが実践可能といえるでしょう。
- 最安値と2番手の価格差が大きいとき
- 自己発送をしている業者とFBA納品をしている業者の価格差が大きいとき
- 在庫復活の場面
むやみやたらにAmazon上から商品を仕入れるのではなくて、
相場よりも安い価格で商品が出品されていたら、
仕入れるということを徹底していくと利益を伸ばすことが可能になります。
Amazon刈り取りは規約違反か?
直近のホットトピックとしては、Amazonの規約の変更があり
Amazon刈り取りが事実上解禁という形になりました!
「新品」として出品できない商品
以下の商品は、Amazonで「新品」として出品することはできません。・個人調達商品(個人事業主を除く)。
・メーカー保証がある場合、購入者がメーカーの正規販売代理店から販売された商品と同等の保証(保証期間など)を得られない商品。
・出品自体が禁止されていないプロモーション品、プライズ品、おまけなどの新品としての出品は禁止されています。出品する場合は、コンディションガイドラインにしたがって、中古品として該当するコンディションで出品してください。なお、中古品として出品する際は、プロモーション品、プライズ品、おまけなどである旨を商品詳細ページ、またはコンディション欄に明記してください。
つまり今までは規約で「Amazon.co.jp上で仕入れられた商品」は新品としての出品を禁止をされていましたが、
2019年2月のコンディションガイドライン変更後はその文言が削除となっており、事実上の解禁となりました。
これにより従来までは購入用と販売用のアカウントを分けて運用するなどの必要性もありましたが、
1つのアカウントで刈り取りと販売までを一気通貫で行うことができ、
非常にAmazon刈り取りが運用しやすくなったといえるでしょう。
しかしAmazonの規約はある日突然変更がかかりますので、
今の状態がいつまで続くかどうかはわかりませんので、
しっかりと最新情報を確認しておく必要はあります。
Amazon刈り取りのメリット
それではAmazon刈り取りがどのようなノウハウであるかをお話ししたところで、
Amazon刈り取りのメリットについて解説していきますね!
もっとも注目すべき点は手間がかからずオペレーションが楽になるということですね。
詳細は以下で説明していきますので、順番に確認していきましょう!
仕入れが簡単で翌日には届く!
まず何と言ってもAmazon刈り取りの最大のメリットはオペレーションがシンプルで組みやすい点ですね。
みなさんもAmazonで何か商品を購入された経験があるとは思うのですが、
買い物体験としてはこれ以上申し分ないほど簡単にワンクリックで商品購入をすることができますよね?
当然Amazonで仕入れを行うことはこれ以上申し分ないほど簡単に仕入れを行うことが出来ることを意味します。
しかもAmazonの配送は素晴らしく、特にPrime商品であれば翌日には手元に届きますよね?
キャッシュフローの観点からも非常に有利に働くノウハウであると言えます。
商品ジャンルが豊富で大量仕入れが可能
当然Amazonで仕入れていきますので、取り扱いの商品ジャンルは多岐にわたります。
またAmazon出品者が基本的には複数在庫をFBA倉庫に入れていたりしますので、
ボタンひとつで複数の在庫を一気に仕入れることが可能です。
利益が見込める商品を複数一気に仕入れることにより、
1つの作業にレバレッジがかかる形になり利益が伸びていきますね!
検品が不要である!
またAmazonでは出品者に対してのポリシーが非常に厳しいので、
個人出品者からの中古品であっても検品がすでになされています。
Amazon刈り取りでなくても中古品の特徴としては利益率が高いものの、
返品率や検品の精度をどこまで高めるかなど、
考えるべき項目が複雑化しやすい傾向にあります。
しかしAmazonからの仕入れであれば、ヤフオクやメルカリといったプラットフォームからの仕入れと比較すると非常に商品の品質が良いことが多いので、
検品作業が簡素化されます。
それに伴って、少ない作業で高い利益率を維持することが可能になります。
ツールを活用して自動化しやすい
Amazon刈り取りではツールを活用することによって、
仕入れをほぼ完全自動化することが出来ます。
しかも取り組めば取り組むほど、自動で仕入れられる商品の幅も広がっていきますので、やればやるほど楽になっていくと言えるでしょう。
ここに関しては後述の「ツールの活用で仕入れを自動化せよ!」のパートで解説をしていきます!
返品・返金が可能なのでリスクフリーで取り組める!
Amazonは「地球上で最もお客様を大切にする企業」という企業理念を持っています。
それを見事に体現していて、お客様へのサポートは非常に手厚いことで有名ですね。
しかし出品者に対しては非常に厳しい対応が多く、お客様を大事にするあまりそのしわ寄せは全て出品者に来ている状況です。
つまりAmazonにおいて購入者は完全に保護の対象になります。
仮に商品がコンディション通りでなかった場合や値段相場が崩れてしまった場合などは返品・返金対応が可能です。
そのため中古品や値動きを見極めるのが難しい商品を扱うにしてもほぼノーリスクで取り組むことができます。
Amazon刈り取りのデメリット
逆にAmazon刈り取りのデメリットももちろん存在します。
メリットだけではなく、デメリットもしっかり頭に入れた上でノウハウに取り組んでいきましょう!
値崩れにあう可能性がある
まず注意しなくてはいけない点としては相場より安い価格で出品されている商品を刈り取っていくわけですが、
その後Amazonで値崩れが起きてしまって、赤字になってしまうリスクも存在します。
これはAmazon以外で流通している商品を他の出品者が出品するケースやAmazon本体が商品を出品していくケースなどが存在します。
Amazon刈り取りに限ったことではないですが、
商品の値崩れはせどりを行う上で必ずケアしていかなくてはならない事項です。
例えば楽天スーパーセールなどで商品を相場より安い価格で仕入れることができたとしても他にも同じようなことを考えているライバルセラーも存在しますので、
結果的にかなり薄利、あるいは赤字となってしまったというケースなどです。
市場に流通している商品数にあたりをつけて、
廃盤品や限定商品に狙いを定めて刈り取りを行うと値崩れのリスクはヘッジすることができるでしょう。
Amazon刈り取り一本で稼ぐのは難しい
Amazon上で相場より安く出品されている商品をリサーチしていくのは、
不可能ではないですが、非常に骨の折れる作業です。
しかし通常の電脳せどりと並行してAmazon刈り取りというノウハウを選択肢に持っておくことで利益が伸ばすことが出来ます。
例えば他の仕入れ先で仕入れを検討している時に、
当然Amazonでの値付けを考えると思うのですが、
その時に借り取れる商材があれば刈り取ってまとめて在庫として出品してしまうなどは使えるテクニックですね!
Amazon刈り取り単体で勝負するということではなく、借り取れる物があれば刈り取っていくなどAmazon刈り取りを一つの技として身につけておくのが良いでしょう。
Amazon刈り取りのコツ
それではここから具体的にAmazon刈り取りで利益を伸ばしていくためのコツをお話ししていこうと思います!
評価が少ない初心者を狙い撃とう!
まずAmazon刈り取りのターゲットとなるのは
『値付けが甘い初心者セラー』です。
特に評価が少ない段階だと、
比較的薄利でもいいので、販売実績を積んでいこうと考える方も非常に多いです。
しかしむやみやたらにAmazon販売価格を下げるのはメーカーに対しても失礼な行為になります。
ここで刈り取りを行っていけば、Amazon出品者も販売実績を積むことができますし、メーカーも商品価格を適正に保つことができますし、
あなたも利益を取ることができるとwin-winの形でビジネスをすることができます。
市場に流通していない商品を狙い撃とう!
次に狙うべきは市場の流通量が少ない商品です。
これは上記の「Amazon刈り取りのデメリット」という章でお話しをさせて頂きましたが、Amazon刈り取りの最大のリスクは値崩れが起きることです。
刈り取りというかせどり全般のリスクではありますが、想定していた価格で出品することが出来ずに、
結果赤字での資金回収ということは往々にして起こりえます。
またAmazon刈り取りの場合にはAmazon本体の在庫復活もケアしていかなくてはなりません。
そこでコツとして抑えておくべきは市場の流通総量を考えるということです。
具体的にはすでに廃盤となっている商品や、限定商品などを扱うと良いでしょう。
Amazonがどこから商品を仕入れているかを考えると必然的に廃盤商品や限定商品というところに行き着くと思います。
Amazonの在庫復活や、ライバルセラーの影響を受けにくいところで商売を行っていきましょう。
Amazonのタイムセールを狙い撃とう!
これも商品の流通総量を考慮するということは前提で、
Amazonで開催されるタイムセールやシーズンごとの大型のセールを活用するということも視野に入れて動いていきましょう。
当然Amazonの出品商品が値下げされて出されてるのはもちろん、
セール期間に便乗して商品価格を極端に下げて在庫処分を行おうとするセラーも見受けられます。
需要をモノレートなどで見極めた上で、仕入れ判断を行ってみてください!
セール期間中にどの商品がどの程度値下がりしているかは確認しておきましょう。
ツールの活用で仕入れを自動化せよ!
最後にAmazon刈り取りをほぼ自動化させるべくツール導入についても見ていきたいと思います。
まず結論からお話しするとAmazon刈り取りでは
「Keepa」一択でOKです。
それ以外のツールは使用する必要はありません。
まずKeepaのセットアップを行おう!
KeepaとはこれまでのAmazonの販売価格推移などを確認できるツールです。
Web版とGoogle Chromeの拡張機能版がありますので、
ぜひ下記から導入してみてください!
商品のトラッキングを行う
拡張機能を入れた後にAmazonの商品詳細ページを開くと
下記のようなグラフが表示されるのを確認できると思います。
ここでメニューバーから商品のトラッキングという項目を選択してください。
ここからAmazon出品、3rdパーティーの新品・中古出品のそれぞれで
価格がいくら以下になったら通知を飛ばすように設定を行うことが可能になります。
また1商品ずつ登録を行わなくても、
Amazonの欲しいものリストを事前に作成しておけば、
その欲しいものリストのURLをKeepaにインポートすることで、
一括登録をすることも可能です!
Keepaのインポート画面はこちらから!
ちょっとした時短術になりますので、
ぜひ活用してみてください!
Amazon刈り取りのまとめ
Amazon刈り取りはメルカリやヤフオク、ネットショップからの仕入れを行う電脳せどりを組み合わせることで、一層のパワーを発揮してくれます!
また一度身につけられるとオペレーションも簡単ですし、
Amazon刈り取りだけで月に10万円〜20万円程度であればすぐに利益を積み増していくことも出来ると思います。
最初から大量に仕入れるのが強い場合には、
小ロットからでもいいのでまずは実践行動にうつしてみてください!
