Amazon SEOアルゴリズム『A9』を攻略して売上を倍増させる方法

現在日本のEC販売の大きなシェアを占めているのはAmazon.co.jpですよね。

最近では生鮮食品やファッションまで取り入れて、ますます取扱ジャンルを拡大しています。

ネットで物を買うというと、Amazonから購入される方は多いのではないでしょうか?

我々販売者側からするとEC販売を制するためにはやはりAmazon攻略が必要不可欠になってくるわけです。

多くの人がまずは相乗り出品からAmazonに取り組み始めると思いますが、
売上を大きく伸ばしていこうとするのであればAmazonの新規出品、
つまり商品カタログを0から作ることは欠かせません。

特に先日紹介したようにOEM商品などを展開していくとなれば
Amazonで新規カタログを作成せざるを得ません。

中国輸入OEMで事業レベルの利益を生み出す方法と成功のコツをご紹介!

しかし多くの人がぶち当たる壁としては苦労して商品開発や、
新規カタログを作成したにもかかわらず商品が全く売れない・・・

という悩みです。

Amazonで商品が売れない時に主に問題となるのは以下の2つです。

  1. 商品そのものに需要がない
  2. 商品が露出されていない

大抵はこの2つの問題に収斂されます。

本記事ではAmazon内にてどのように商品露出を高めていくか、
特にAmazonでのSEO対策というテーマに絞って解説をしていこうと思います。

Amazon検索順位で上位表示させることは必須!


商品露出を高める時にまず考えるのは検索結果でなるべく自分の商品を上位に表示させることです。

Amazonでは大量の商品の取扱いがありますので、
検索結果の1ページ目に商品が表示されるのと、
2ページ目以降に商品が表示されるのでは雲泥の差があります。

事実、Amazonの2ページ目を見るユーザーは全体の30%ほどしかいないと言われています。

つまり1ページ目に商品を表示させることができなければ70%の検索ユーザーを取りこぼしているという非常にもったいない現象が起きていると言えます。

理想は上位から3番目くらいまでに入ることですね。

ここまで持ってくることが出来れば、キーワードにもよりますが、
かなり1プロダクトで年商数百万円を期待することが出来ます。

ではAmazonでは商品の検索順位をどのように決めているのでしょうか?

Amazonの検索アルゴリズム『A9』とは?

A9 SEO アルゴリズム
GoogleやYahoo!でGoogleの検索アルゴリズムが各サイトの評価をスコアリングして検索結果を決めているのと同様に、

Amazonでは彼らの独自のアルゴリズムA9というものを使って商品の検索順位を決定しています。

GoogleのアルゴリズムとA9では何が違うの?

両者ではそもそも目的が異なります。

Googleでは広告収益の最大化を目的に日々アルゴリズムのアップデートを繰り返しています。
常にGoogleはユーザーファースト、つまりユーザーの利便性を高めることによって、
Google検索をたくさん使って欲しいわけですよね。
そうすることによってユーザーが広告を目にする機会を増やしたいという狙いがあります。

一方でAmazonでは購買が全て。
変われない商品は上位表示するメリットがないわけです。

そのため必然的に検索上位に表示される商品はベストセラー、ランキング上位の商品、購買率(ユニットセッション率)が高い商品となります。

Amazon SEOを攻略するための3つの重要ポイント

Amazon SEO ポイント
それではここから具体的にA9を攻略するためのポイントを見ていこうと思います。

売上実績(件数)

先にもお話ししましたが、
Amazonは売れている商品を上位表示させたいわけですよね?

売れない商品を上位表示させてもユーザーの利便性も高まりませんし、
Amazonには1円も入ってきません。

そこで非常にわかりやすい指標としては直近で売れている商品を上位表示させるというロジックです。

事実Amazonで検索をしてみるとランキング上位の商品や、
セール中の商品、そしてベストセラーの商品が並んでいるのがわかると思います。

Amazon SEO 検索結果

ここで売れている商品とは注文件数のことを指すと言われています。
そして対象の期間は直近1週間であるようです。

つまり直近1週間でたくさん売れている商品は上位表示される可能性が高まるということですね。

そこで多くのセラーが取り組んでいる手法は、
一時的にセールなどで販売価格を下げて注文件数を稼ぐ。

そして大量に注文が入り、
ランキングの上昇や検索上位に表示されていることを確認した上で正規価格に戻して販売をする。

というものです。

ただしこれは多くのセラーが取り組んでいる手法であり、
これだけで他社と差別化をしていくのは非常に難しいです。

もちろん効果があるからこそ、多くの方が取り組んでいるという側面もあるので、
鉄板手法として覚えておくと良いでしょう。

商品ページからの成約率(ユニットセッション率)

次に重要となる指標は商品ページの成約率です。
Amazonではこの成約率をユニットセッション率と表現します。

Amazon側から考えてみると至極当たり前なのですが、
1000人のお客さんが来訪して10成約の商品と
同じく1000人のお客さんが来訪して100成約の商品ではどちらがAmazonの売り上げに貢献しますか?
という話です。

繰り返しになってしまいますが、Amazonにとって売れない商品を上位表示するメリットはありません。

では商品ページのユニットセッション率をどのように確認するかというと、
Amazonのセラーセントラルから数値分析を行うことが可能です。

セッション数とユニットセッション率を確認する

Amazonのセラーセントラルの画面から

レポート>ビジネスレポート

この画面を開きましょう。

左側のメニューバーから「詳細ページ売上・トラフィック」をクリックすると、
ユニットセッション率の数値を確認することができます。

またその際にユニットセッション率だけではなく、

セッション数

も同時に確認するようにしましょう。

セッション数とは訪問数のことです。
つまり何人のお客さんがあなたの商品を閲覧したかを測ることができます。

ユニットセッション率に加えて、このセッション数も上位表示をするにあたって、
重要なファクターの1つですので、合わせてモニタリングしておくようにしましょう。

ユニットセッション率が低い時に見直すべきポイント

ビジネスレポートから数値を確認した上で、
他の商品と比較のして自社商品のユニットセッション率が低い場合には対策を講じていく必要があります。

主に改善するべきポイントは以下の通りです。

  1. 販売価格
  2. 商品画像
  3. 商品説明

実際に同ジャンルを販売している他の商品ページを参考にしてみると良いでしょう。
まずは売れている商品ページを研究して、自分の商品ページとの差分を見つけ出すところからやってみてください。

なお改善施策を打つ上で全てを一気にやってしまうと、
どの施策が高パフォーマンスだったのかわからなくなってしまいますので、
1つずつ施策を実行して効果検証を行うと良いでしょう。

商品レビュー

そして3つ目の重要ファクターは商品レビューです。

Amazonの企業理念は「地球上で最もお客さまを大切にする企業」です。

レビューの件数や、レビュー内容が直接SEOに影響を与えることはありませんが、レビューの内容がセラー評価を決定する大きな要素となっていることは間違いありません。

商品ページのSEOには寄与しませんが、Amazonからセラーとして好評価を受けることができますので、ぜひともチェックをしておきたいポイントです。

また間接的にではありますが、お客様からの信頼を集めることに寄与しますので、自然と購買率(ユニットセッション率)も上がりますよね?

そしてそれだけではなく、カスタマーレビューに記載されている内容も商品ページの1つのコンテンツとして評価されるために商品ページの評価が高まりやすいです。
(この部分は後述します)

以上のことからカスタマーレビューの内容は非常に重要になってくると言えるでしょう。

商品レビューを多く獲得する方法

商品レビューを多く獲得するには裏技的なノウハウがたくさんありますが、
レビュー操作を行うことはAmazon規約に違反することになりますので、
あまりオススメは出来ません。

商品発送の際に納品書とともにレビュー依頼の手紙を同梱したり、
メールにて評価依頼を送るのは良いでしょう。

また友人や知人等に依頼してみるのも1つ手だと思います。

多くの場合には新規で商品ページを立ち上げても、売り上げが軌道に乗るまでは非常に大変です。

泥臭く足を使ってレビューを集めるくらいの気概が必要になってくると思います。

商品ページを作りこみ検索キーワードを的確に盛り込む

SEO キーワード
AmazonSEOのアルゴリズムA9の概念的なお話をさせて頂いたところで、
より具体的にどのように商品ページを作りこんでいくのか。
というところを解説させて頂きます。

まず最も重要なことをお話しするとSEOというのは検索順位の適正化を指します。
つまりお客様は何かしら「キーワードで検索を行っている」んですね。

となるとお客さんが検索するキーワードを商品ページに盛り込んでいくことは非常に重要になります。

これができないと上位表示どころか、
そもそも検索にすら引っかかってきません。

商品タイトル適正化

GoogleSEOにおいてもタイトルに重要なキーワードを含めるというのは非常に重要なSEO対策です。

これをAmazonSEO対策でも行っていきます。

商品ページを作成する上で最も重要なのはこの商品タイトルであると言っても過言ではありません。

お客さんは商品のサムネイルと商品タイトルを見て、
クリックするかどうかを瞬時に判断しています。

商品名はもちろん、型番やメーカー名など
必要なキーワードは全て商品タイトルに盛り込んでいきましょう。

商品仕様の適正化

次に商品ページの商品仕様の適正化を行っていきます。
商品仕様とは下記の部分です。

Amazon 商品ページ 商品仕様

5つ記入できる枠が用意されておりますので、
全て使い切ると良いでしょう。

その際に検索されそうなキーワードを盛り込んでいくことと、
仕様の説明欄なので、購買に際して必要な情報を盛り込んでいくことを意識しましょう。

商品紹介コンテンツで説明欄の適正化

商品説明欄はAmazonの商品ページを下にスクロールしていくと表示されます。
ここでは主に商品の訴求を行っていきますので、
お客さんに欲しいと思わせるようなページの構成にしていくことが必要です。

あまり長くなりすぎるとくどくなってしまうので、
写真等でビジュアルにも訴えかけながら作り込んでいくと良いでしょう。

その際に活用できるのが「商品紹介コンテンツ」です。

商品紹介コンテンツ

これはAmazon側で用意してくれているテンプレートのようなものですね。

大口出品者であれば誰でも使用することができますので、ぜひとも使っていきましょう。

商品のブランディングと訴求力が格段に向上します。
綺麗な画像を挿入していくというのはもちろんですが、
検索キーワードも盛り込むと良いでしょう。

当然商品ページの1つのコンテンツとして評価対象となりますので、
テキストも気を抜かず作り込んでいってください。

検索キーワードの選定方法

検索キーワード

前章では商品ページを作成する際に「検索キーワードを盛り込むことが重要」というお話をさせていただきました。

またキーワードはタイトルや商品紹介コンテンツだけではなく、
キーワード単体でを入力できる項目もありますので、
カタログ作成の際には必ず必要となってきます。

現在Amazonでは全角で500文字までのキーワードを入力できるような仕様になっておりますので、かなり多くのキーワードを盛り込むことが出来るようになっています。

本章ではその検索キーワードはどうやって選んだらいいの?
という疑問に答えていこうと思います。

Amazonの検索窓にキーワードを入れてみる

まず最もシンプルなキーワード選定方法からご紹介していきます。

販売しようとしている商品を実際にAmazonで検索してみてください。

そうすると以下のように関連キーワードをAmazonの方からピックアップして表示してくれます。

Amazon サジェストキーワード

これをサジェストキーワードと言います。

お客さんがこのキーワードで検索していることが多いので、
当然重要なキーワード群になってきます。

アマゾンサジェスト キーワード一括DLツール

Amazonのサジェストキーワードの概念を理解したところで、
それを一括で取得できるツールのご紹介していきますね。

アマゾンサジェスト キーワード一括DLツール

サジェストキーワード ツール

このツールを活用することで、手動でサジェストキーワードを1つずつ拾うのではなく、一括取得をすることができます。

非常に便利なので、ぜひとも活用していくことをオススメします。

Googleキーワードプランナー

キーワードプランナーとはGoogle社が提供しているツールです。

Google キーワードプランナー

これを利用すると関連キーワードの調査や、
対象キーワードの検索ボリュームなどを確認することができます。

Amazonのサジェストとは少し異なってきますが、
ユーザーの検索傾向をつかんだり、よりロングテールのキーワードを拾いたい時に活用すると良いでしょう。

【番外編】スポンサープロダクトの活用

以上でSEOについては網羅的に解説をさせていただきましたが、
商品露出を上げるという観点で言うと広告の活用も押さえておきたいポイントです。

広告については解説を始めてしまうとそれだけで記事1〜2本分のボリュームになってしまいますので、別記事にまとめますが、
方法論として頭に入れておくと良いでしょう。

Amazon内の広告であるスポンサープロダクトを活用するか、
FB等のSNS広告を活用してみても面白いと思います。

広告出稿を行うことで、商品ページへのアクセスがあつまり、
セッション数の増加、販売件数の増加、レビューの増加などに繋がりますので、
特に商品ローンチ後の初期段階でブースター的に活用すると大きな恩恵が得られると思います。

LINELP