モノはシェアされて情報は無料で提供される。我々の存在価値はどこにある?

モノと情報の無償化 フリーミアム

悲報です。

モノが売れなくなっています。

なぜなら令和時代の日本にはモノが溢れているからです。

悲報です。

情報が売れなくなっています。

なぜなら情報革命後の世界では爆発的に情報が生産されて、
情報が溢れているからです。

となると困るのはサービス提供者。
つまりビジネスをしている人は困りますね。

モノも情報も売れないわけですから。

弊社の場合にはモノも売っていますし、
情報というサービスも販売させていただいております。

さて困った。

なぜこんなことになってしまっているかというと、
日本が限界費用ゼロ社会に近づいているからだと考えています。

フリー経済圏が限りなく広がっており、
シェアリングエコノミーが浸透した現代では
モノは所有するものからシェアするものに移り変わっています。

ブロックチェーン技術にも使われているP2Pネットワークが
あらゆる分野に浸透していて今までマージンとして支払っていた間接コストが削減されました。

インターネットの発達によりあらゆるモノや情報、サービスの
流通が最適化され流通コストも非常に下がっています。

このように時代の変化が目まぐるしい中、
個人ビジネスを頑張るフリーランスや個人事業主、
そしてひとり社長はどのように時代の波に乗っていけばよいのでしょうか?

今わたし自身が感じることと共に本記事で解説をしていこうと思います。

モノがシェアされてモノの価値は相対的に下がる

シェアリングエコノミー
日本はとても裕福です。

それこそ戦後であれば日本は非常に貧しかった。
だからモノづくり企業は何かしら人の生活を豊かにするような
モノを製造すれば飛ぶように売れたわけですね。
(簡単に言っておりますが、もちろん生活を豊かにするようなプロダクトをリリースすることは苦労の連続であることは彼らの名誉のためにもお伝えしておきます)

では現代社会ではどうか。

日本の製造業の生産技術は上がり続けますが、
日本の人口は減り続けます。

そうなると需要と供給の逆転現象が起きるわけです。

つまりモノを提供する供給量は増え続けるけど、
需要側の人数が減り続ける。

つまり令和時代は空前絶後の
「モノ余り時代」へと突入していきます。

シェアリングエコノミーがすべての概念を覆す

そんな中登場したのが、シェアリングエコノミーという概念です。
共有経済とも表現されますね。

シェアリングエコノミーとは何かというと、
使われていないリソースや資産などを共有、最適配置を行うことで、
リソースの有効活用し、新たな価値を創造するものです。

有名どころで言えばAirbnb‎、Uberなどでしょう。

ホテル業界とタクシー業界に創造的破壊(ディスラプション)を引き起こした張本人です。

ここで特筆すべきはモノを所有する時代からシェアする時代に確実に変化をしているということです。

日本発のシェアリングエコノミーのサービスも現在では非常に多く、
DeNAが運営するAnycaはマイカーをシェアするサービスです。

Anyca
引用:“乗ってみたい”に出会えるカーシェアリングアプリAnyca(エニカ)

最近では若者の車離れが進んでいますが、
その潮流をうまく捉えたサービスであると思います。

今までであれば車を所有することは一種のステータスであったわけですから、
モノを所有するというカタチからシェアをするという文化が進んでいることを感じさせるサービスです。

また車に近いところではKARITOKEというサービスもあります。
これはブランド時計のシェアサービスです。

シェアリングエコノミー KARITOKE
引用:ブランド腕時計のレンタルサービスKARITOKE(カリトケ)

車同様ステータスの象徴であった腕時計もシェアされる時代に突入しているわけですね。

ヒューマンリソースもシェアされる時代

わたし自身はシェアされるのはモノだけではないと思っています。
ヒューマンリソース、つまり人材もシェアされる時代に突入していくと考えています。

つまり雇用の流動化が起こるということです。
そもそも雇用と表現するのが不適切かもしれません。

例えば欧米諸国の働き方を見てみましょう。
Up workのアニュアルレポートによるとアメリカの労働人口の35%、
つまり1/3以上がフリーランスとして活動をしています。

引用:Freelancing in America 2018

つまり会社に帰属せず、
ジョブ単位やプロジェクト単位で人材が帰属するようになります。

現に日本でもその動きが加速しており、
この点は以前私がYouTubeでも解説をさせて頂いております。

そして人材が流動化することを感じさせるようなサービスも続々と登場しております。

有名なところでいうとクラウドワークスやランサーズといったクラウドソーシングサイトですね。

またANYTIMESというサービスでは近所の助け合いサービスとして、
プライベートレッスンから家事代行まで、
様々な生活関連のサービスのプラットフォームとして存在感を放っています。

ココナラと並んで1つ大きなスキルシェアサービスといえるでしょう。

このように「副業・複業」「パラレルワーク」「リモートワーク」「スキルシェア」というキーワードで様々なサービスが登場しております。

シュウマツワーカーさんが発表した副業サービスカオスマップも非常に参考になるので、ぜひ目を通してみると良いと思います。

副業 サービス

引用:副業系サービスをまとめたカオスマップの2018年度版が公開

また場所を選ばない働き方は人材不足も解消する可能性も秘めています。

東京ではリストラが相次いでいますが、
地方では人手不足に悩んでいる自治体が多くあります。

このようにヒューマンリソースの最適化が行われることによって、
地方の人材不足も解消されるかもしれません。

人が余っている地域から人が足りていない地域へ、
物理的制約を受けない形でリソース提供ができれば
地方創生という問題解決になるようなプラットフォームができるのではないかと思います。

この部分については弊社でも何かできないかと思案中でして、
ビジネスのタネを模索しております。

情報は無料で提供され情報の価値は相対的に下がる

フリー経済圏
知りたい情報などがあればおおよそのものであれば、
Google先生に聞けば詳しい情報提供を行ってくれます。

情報へのリーチは非常に容易な現代社会です。

これは何を意味するかというと、
情報の価値が年々下がってきているということ。

私自身もコンテンツビジネスを行っておりますので、
情報を提供することによって対価をいただくようなお仕事をさせて頂いております。

だからこそ目を背けたい事実ではありますが、
こればかりは時代の要請です。
致し方ありません。

フリー経済圏を提唱したクリスアンダーソン氏によれば
「フリー」は4種類に大別されるという。

第一に「あるものを一つ買えば、二つ目は無料」といった直接的内部相互補助、
第二に消費者がコンテンツを無料で得るために第三者(広告主)が費用を払うというメディアに象徴される三者間市場、
第三にフリーミアム、
そして最後にウィキペディアやSNSなどに代表される評判や注目と言った金銭以外のインセンティブによって成り立つ非貨幣経済だ。

引用元:
独占インタビュー!『FREE』著者のクリス・アンダーソンが語る「無料経済を勝ち抜く企業と個人の条件」

三者間市場は現在多くのフリーランスに採用されているマネタイズモデルであり、
アフィリエイトビジネスが代表格といえるでしょう。

三者間市場が形成される媒体がWebサイトからブログ、YouTube、
そして各種SNSに移行している中、
今後この市場はますます大きなものへと進化していくでしょう。

そして本記事では上記でご紹介させていただいた中でも
「フリーミアム」そして「非貨幣経済」について言及していこうと思います。

情報でマネタイズせずに信用を構築せよ

情報自体の価値が下がってきている時代背景のもと、
単純な情報提供でマネタイズをすることが難しいことは上記の通り解説をさせて頂きました。

個人でネットビジネスを営んでいる人は
単なる情報商材などの販売が難しくなっていくことは頭に入れておかねばなりません。

ここで重要になってくるのは
フリーミアムの領域を広げて非貨幣経済圏のもとで
信用スコアを最大化するということです。

信用経済

こんな言葉が世間を賑わすようになってきました。

従来、「貨幣」が媒介となって物々交換が行われていた社会から、
「信用」が媒介となって物々交換が行われる経済のことです。

貨幣経済も中央銀行が発券する紙幣に信用があり成り立つ社会ですので、
言ってしまえば信用経済なのかもしれませんが、
昨今話題となる信用経済はその信用がより個人レベルまで落とし込まれて語られるところに特異性があります。

なぜこのような社会が実現しつつあるかというと、
信用を換金できるようなサービスが登場したから。

例えばクラウドファンディングや、Time Bank、VALU、ポルカなどが良い例でしょう。

信用を数値化して、その信用が物々交換されるということが一般化した結果、
信用経済という言葉が浸透し始めています。

情報でマネタイズをする時代は終わりを迎え、
今後はフリー経済圏を広げて自身の信用を獲得することに
個人ビジネスの勝ち筋があるのではないかと思っています。

私自身もフリー経済圏として
こちらのブログやTouTubeチャンネル、そして無料メルマガと、
無料で多くの方と接点を持てるメディアを創っております。

もちろん無料だからといって手抜きすることは一切ありません。
なぜなら無料領域で私自身の実力が試されていることは言うまでもないからです。

コミュニティ全盛時代 〜体験をデザインする〜

ではその信用を最大化した先には何があるのかというと、
自分を中心にしたコミュニティ形成です。

自分を中心にしなくてもいいかもしれません。
なぜなら力強いコミュニティは自分のコントロールを離れて自走していくからです。

無料で繋がる領域は緩やかなコミュニティとなり、
より共感できる人たちはより深いつながりを求めて、
強固なコミュニティが形成されていきます。

昨今流行りのオンラインサロンなどはまさにこの流れを受けて、
一気に市民権を獲得していきました。

人々はモノや情報を消費するのにお金を払うのではなく、
人とのコミュニケーションやコミュニティに属することで得られるエキサイティングな経験など、
まさにその体験にお金を使う時代が来たのではないかと考えています。

消費者の消費のあり方が少しずつ変化を迎えています。
これからのサービス提供は
単純にモノやサービスを提供するのではなくて、
体験をいかにデザインできるか?

この辺りで勝負をする時代が来るのではないでしょうか。

お金の価値は下がる、お金稼ぎに意味はあるか?

お金の価値
このように考えていくと
お金(紙幣)というものもシェアされる時代になるのではないでしょうか。

もちろん現在の日本は資本主義社会です。
ドラスティックに貧富の問題が解決されることはないでしょう。

行き過ぎた富の再分配は資本主義から社会主義社会の訪れを意味します。

しかしベーシックインカムの導入なども本格的に議論されるような世の中になりました。
富の再分配という方向性ではなく、
貨幣自体の持つ意味が薄れていく可能性は十分に秘めています。

時代の変革期に立たせれている今。
生き方までを問われるようなテーマでお話をさせて頂きました。

お金を稼ぐというテーマで議論をする上で是非とも押さえておきたいポイントです。

LINELP

2 件のコメント

  • こんにちは、真下さん、豊田です。私が日ごろ毎日の様に、素朴な疑問を感じているのが、今は、
    アベノミクスで景気が良いと思いますが、過去にあった、バブル崩壊、リーマンショック、東北大震災
    私はサラリーマンで経験しました。景気は波を打つ様に変化していきます。この3台不況のような景気に
    なった時、私たちはどうなるのだろと、考えます。私の出来る対策は、スキルアップ、経験を積む事、真下さんのような、億を稼ぐセラーになることだと考えています。一歩、一歩、早くスピードに遅れないように
    頑張ります!

  • 情報やモノを通じた価値提供は前提としてさらにそこに信用を得ていくことが求められてくわけですね、
    単に情報発信をしてマネタイズしようとするのではなく、あくまで信用を得るための手段として捉えていきます。
    そして信用を得るためは体験を作り出す、
    企画力みたいなものが試されるのでしょうか。

    いずれにしてもまずは今いる環境で自分の価値を見出して信用を得ることを意識して取り組んでいきます。
    ありがとうございます!

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