こんにちは、Kaiです。
本日はブログの超初心者向けに用語解説を行っていきます。
ブログをやろうと色々と情報収集をしている人であれば少なからず1度は耳にしたことあるのではと思いますが、PV(ページビュー)についての解説を行っていきます。
ブログを運営する上ではPV(ページビュー)の概念を理解しておくのは非常に重要ですし、今後あなたはこのPV(ページビュー)という数字を追いかけていくことになります。
Contents
PV(ページビュー)とはいったいなに?
ページビューとは読んで字のごとくページが見られた回数です。
一般的にアクセス数とも言い換えられますね。
あなたは今私のブログ記事を読んでくださっていると思うのですが、
これも1PVです。
そしてあなたがこの記事を読んだ後に、またブログ内の別の記事を読んでくださったら2PVということになります。
PVとセッションはなにが違うの?
アクセス解析を行う上で、PVともう一つ理解しておいて欲しい概念があります。
それがセッションです。
セッションはPVと似た概念で混乱してしまう人も非常に多いので、
こちらの記事で改めて解説していきますね。
PVとセッションはそれぞれ定義すると以下のとおりです。
PV=ページが読み込まれた回数
セッション=訪問回数
例えば以下の図を見てください。

上に関しては同じ人が3つの記事を見たという流れです。
これに関しては1PV+1PV+1PVなので合計3PVとなります。
下も同じですね。AさんBさんと2人の登場人物がいますが、合計3ページ閲覧をされているので3PVということになります。
しかしセッションについては異なります。
上は1セッションに対して下は2セッションという計算です。
理由としてはセッションは訪問回数だからです。
上は1回の訪問で3つのページを見たので、1セッション3PV。
下については2回の訪問で合計3ページの閲覧なので、2セッション3PVというカウントになります。
ですので1回の訪問で10記事を立て続けに見てくれたのであれば1セッション10PVということになりますね。
極論ですが、同じページでリロードをするだけでPV数は増えていきます。
PVはページが読み込まれた回数なので、10回リロードするだけで10PVがつくことになります。
セッションとユーザー数はなにが違うの?
さて、ここまで解説すると大抵の人が勘違いしてしまうのですが、
セッション=ユーザー数ではありません。
アクセス解析の用語ではUU(ユニークユーザー)と呼ぶのですが、
本章ではセッションとUU(ユニークユーザー)の定義とそれぞれの違いについても確認していきましょう。
セッション=訪問回数と定義をさせて頂いておりましたが、
実は1セッションは下記の条件で終了します。
- なにも操作が行われない状態で30分以上経過
- 日付の切り替わり
先ほどの図で再度見ていきましょう。

上の女の子の場合1セッション3PVと説明をしましたが、
1ページ目を見た後にスマホを閉じて1時間後に再度スマホを開いて2ページ目を読み込むという行動をした場合には2セッション3PVというカウントになります。
一方でUU(ユニークユーザー)の定義については読んで字のごとくユニーク(重複しない)ユーザー数です。
なので上記の女の子の例で言うと1UU、2セッション、3PVという流れになります。
しかしここで注意点としてデバイスが異なれば別のUUとしてカウントされます。
なので同じ人がスマホからアクセスして、直後にPCでアクセスするという行動をした時は2UUという計算になります。
(セッションも同様に2セッションという計算です)
PV(ページビュー)はどこで確認したらいいの?
ここまでPV、セッション、UUの定義やそれぞれの違いなどを解説しましたが、
それをどこで確認していくか?という話をしたいと思います。
PV数などの諸々のアクセス数値はGoogleアナリティクスというGoogleが提供している無料ツールで確認することができます。
Googleアナリティクスにログイン後、左のメニューバーから「オーディエンス」>「概要」をクリックしましょう。

すると下記の画像のような数値が出てくるのですが、
ここのページビュー数というのがPVです。

調べたい期間を指定してあなたのブログのPV数を確認していきましょう。
またセッション数やUU(ユニークユーザー)数も確認できますので、
同時にチェックする癖をつけておきましょう。
ブログで食っていくために必要なPV(ページビュー)数は?
ここまで解説するとよく聞かれる質問が、

というものですね。
これについては
どのように収益化をしているか、
どんなテーマについて扱っているか、
クライアント営業をしているか、
などによっても1つのブログから得られる収益が変わってきます。
実際にこの辺のブログ収益化の話は別の記事で詳しく解説しておりますので、
収益化の方法や、どのくらいのPV数でどのくらい稼げるか?
というところはこちらの記事を参照してみてください。
平均的なブロガーのPV数は?どこまで行けば脱・初心者?
これについてはブログ部さんで非常にわかりやすいまとめ記事がありましたので、そちらをご紹介させて頂ければと思います。
こちらの記事でいうと脱・ビギナーでいうと月間3,000PVくらいですね。
体感ベースですが、個人ブログを運営していて脱・ビギナーできる人は全体の10%程度だと思っています。
ほとんどが続けられずに辞めてしまうパターンですね。
1日に10〜50PV程度で、そのPVもほとんど自分・・・
という状況が3ヶ月〜半年くらい続くことになります。
なので初心者フェーズの段階ではあまりPV数は追わない方が良いでしょう。
Googleアナリティクスを開きたくなってしまう気持ちもわかりますが、
まずは記事の更新を目標に数字は一切見ないくらいの運用で良いと思います。
ちなみに月に10万程度稼げる目安としては月間5〜10万PV程度です。
とはいえ初心者の方からすると少し遠く感じてしまうと思いますので、
繰り返しにはなりますが、まずは記事更新を目標に数字は考えなくても大丈夫です。
PV(ページビュー)はどうやって増やしたらいいの?
アクセスを集める方法ということですが、
これは方法は多岐にわたります。なので順に解説をしていこうと思います。
SEO対策を施して検索流入からPV数を稼ぐ
まずブログのアクセス元で代表的なものは検索流入です。
例えばこの記事であれば「ブログ PV」や「PV セッション 違い」などといったキーワードで検索をした人が読んでくれているでしょう。
基本的にブログは特定のキーワードからの流入を狙って執筆を行います。
それほどブログのアクセスはほとんど検索からの流入と思ってもらって構いません。
SEOライティングについてはこちらの記事で詳しく解説しておりますので、
よろしければご覧ください。
SNSのアカウントを育てる
一般的にブログの記事が検索結果で上位表示されるには少しラグが発生します。
ブログの開設からアクセスが集まるまでに3ヶ月〜6ヶ月ほど時間がかかるのはそのためです。
一方でTwitterやFacebookなどのSNSはSEOと比較すると非常に早くアクセスを獲得することができます。
私自身も現在はTwitterのフォロワーが3,000人ほどいるのですが、
ブログを執筆してTwitterでそれを投稿するとやはり一定のアクセスを獲得することができます。
ブログと並行してSNSのアカウントを育てるということをしてみても良いでしょう。
内部リンクを充実させて回遊率を高める
例えばこのブログもそうなのですが、記事を読み終わった直後に「オススメ記事」が表示されたり、カテゴリごとに記事を整理したり、記事の中で別の記事を引用したり、ブログ内を読者が回遊することを促進しています。
すると同じ獲得セッションやユーザー数でもPV数が1.2倍、1.3倍と増えていくことがあります。
つまりセッションあたりのPVを増やすのです。
ユーザーの滞在時間が長いブログはGoogleからも好評価を受けるので検索順位への効果も期待できます。
ぜひブログを書くだけではなく、ユーザーにとって優しいサイト設計を意識してみてください。
まとめ
ブログ運営でPV数は確かに追うべき指標ではあります。
アクセス解析の際にPV、セッション、UUの定義や違いを知っておくことは大事です。
しかし初心者でこれからブログを始めます!
という人はまずはコンテンツ作りに全力投球することが良いでしょう。
本文でも書きましたが、ブログは最初のうちは本当にアクセスが集まりません。。
アクセスを見ているとそこで心が折れてしまうこともありますので、
まずは読者の役に立つ記事を書くことに集中してみてください。
